FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

宝生の会

宝生流は個人の会が少ないのが特徴的です。
割合最近、と言っても先々代宗家の頃までかと思いますが、個人的な演能を許していなかったという話を聞いたことがあります。



ですから宝生の会としては、水道橋の宝生能楽堂で定期的に開かれる宝生会月並能、春秋と年二度の別会、夕方からの公演の宝生夜能、若手を中心とした五雲会、そして婦人能。これらが流儀の基本的な会、ということだと思います。



チケットの販売も財団法人宝生会としての形が中心の様子で、個々の能楽師はチケット販売よりも演能自体に集中しなさいということなのかも知れません。



宝生流ではプロの能楽師、職分として認められるためには、一度は宗家のもとで内弟子修行をしなければならない、と聞いたことがあります。
若手の方は、夏の五雲会で石橋を披き、春の別会で道成寺、そして年末の五雲会で乱を披くという、なんだかコースのようなものがあるようです。今年は別会の道成寺が渡邊茂人さん、石橋が和久荘太郎さん、そして乱が水上優さんです。昨年の春は水上優さんの道成寺を拝見しましたが、水上さんは今年の乱で若手として一人前になられるということでしょうね。



ところで加賀宝生という言葉がありますが、金沢は宝生流が盛んな地。金沢に根拠を持つ先生方も少なくありませんね。道成寺を披く渡邊茂人さんもご出身は金沢だったはず。
五雲会などでも最若手の一人、高橋憲正さんは私が密かに注目している若手能楽師ですが、やはりご出身は金沢。お父様は金沢で活躍しておられる高橋右任師です。金沢では金沢能楽会としての活動が行われていて、こちらではシテも年に何度か演じていらっしゃるようなのですが、ちょっと金沢までは行くのは大変です。大旅行になってしまいそう。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/7-fe755e17

 | HOME | 

カレンダー

« | 2020-02 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。