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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

昆布柿 野村萬(第48回式能)

和泉流 国立能楽堂 2009.2.17
 シテ 野村萬
  アド 野村扇丞 野村万禄
   大鼓 亀井忠雄、小鼓 大倉源次郎
   太鼓 金春國和、笛 一噌隆之

脇狂言は昆布柿。この曲、あまり上演されないと思いますが、大藏流では廃曲になっていて和泉流だけが演じるとか。

当日のパンフレットに従って、萬さんが上段に書かれていたのでシテ、下段に並んで名前の出ていたお二人をアドとしてみたのですが、役どころは萬さんが奏者で、扇丞さんが淡路の百姓、万禄さんが丹波の百姓です。
和泉流の本ではシテが丹波の百姓、アドが淡路の百姓、奏者は小アドとされているようなので、シテ・アド・小アドと全部が入れ違った形です。
このあたりは新春名作狂言の会の鑑賞記でも書いた通り、狂言でシテとかアドとか分類するのにどれほど意味があるのかなあ、とも思うところ。そういうわけで、今回もシテ・アドではなく、いささか長くはなりますが「奏者」「淡路の百姓」「丹波の百姓」と役名で記載します。

さて、まずは淡路の百姓が登場してきます。上頭(ウエトウ)に年貢を持って上がる訳ですが、淡路柿を捧げると常座で名乗ります。都に上る途上くたびれたので、このあたりで少し休み、似つかわしい者が通ったならば同道しようということにしてワキ座前にいったん着座します。
代わって登場した丹波の百姓は、昆布と野老(トコロ)を持って出たと言って、やはり都へ上ろうとこ歩き始めます。二人とも装束は狂言袴に掛け素袍という、脇狂言のお百姓さん定番の形。

さてこの後どうなるのか、このつづきはまた明日に

リンクはページ左上にまとめてありますが、こちらからもどうぞ
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