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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

文荷 野村万作(第48回式能)

和泉流 国立能楽堂 2008.2.17
 シテ 野村万作
  アド 野村万之介 石田幸雄

万作さんの文荷は1月の檀の会で見ていますので、鑑賞記は省略しようかと思ったのですが、アドが代わるとまた雰囲気が違ってくる部分もあり、まさに鑑賞記ということで、印象の違いなどを書いておこうと思います。

シテ太郎冠者は万作さんで変わりませんが、次郎冠者が前回は万之介さん、主が高野和憲さんでした。今回は次郎冠者が石田さんになり、万之介さんは主。
万作さんと石田さんが文を担うことになるわけですが、文を次郎冠者の方に寄せたために、次郎冠者が「急に重くなった」と振り返って言い合いになる部分や、二人して交互に文を読み、とうとう破ってしまうあたりなど、二人の掛け合いの調子が良く、展開がトントン拍子に進む感じがします。

この二人のやり取りと、主人として登場してくる万之介さんの、いささかとぼけたような雰囲気の対比が面白いところ。
前回は高野さんの主人がキビキビとした動きの一方、次郎冠者の万之介さんが、これまた妙にとぼけた味わいがあって、これはまた別の意味で面白かったところでした。

同じ曲を、同じ家の方々で観るというのは、正直のところあまり多くないのですが、配役が入れ替わると、思いのほか印象が変わるということで、書いてみました。
(23分:当日の上演時間を記しておきます。これは前回と全く同じでした)

リンクはページ左上にまとめてありますが、こちらからもどうぞ
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