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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

金札 亀井雄二(五雲会)

宝生流 宝生能楽堂 2008.4.19
 シテ 亀井雄二
  ワキ 大日向寛、アイ 高澤祐介
   大鼓 原岡一之、小鼓 坂田正博
   太鼓 桜井均、笛 栗林祐輔

この曲、観世流では前場が失われていて、ワキが次第で登場し名乗りをした後、待謡となります。岩船と同様で、どうもこういう曲の前半を省略して祝言能としてしまうのは観世流独特のようなのですが、天から金札が降る不思議の話は前場にしかなく、前場を省略してしまうと金札という曲名が意味のないものになってしまうような気がしますね。
今回は前後で演じるのを基本としている宝生流なので、そのあたりは心配いりませんでした。

まずは後見が一畳台と宮の作り物を出してきて、大小前に据えます。

次第の囃子が奏されて、ワキ大日向さんの桓武天皇の臣下と、ワキツレ舘田善博さん、則久英志さんの従臣が登場、正先へ進んで向かい合い次第を謡って名ノリとなります。
栗林さんの笛は松田弘之さんの笛と似た印象で、私は好きな笛方のお一人。次第の囃子は栗林さんのヒシギから始まりますが、曲調もあって、この日は快調に飛ばした感じ。
脇能で臣下のワキの出というのは、勢いがあって好きな場面です。

ワキは桓武天皇の臣下であると名乗り、桓武天皇が山城の国愛宕郡に平安京を造営し、国土安全の地としたこと、さらに伏見に大宮を造ろうとし、ワキの臣下を遣わした旨を述べます。
さらにサシ、上歌と謡って伏見に到着し、ワキ座に着座します。
さてこのつづきはまた明日に
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