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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

九皐会を観に行く

久しぶりに九皐会を観に矢来の能楽堂まで出かけました。久しぶりということもあって、飯田橋の駅で降りて神楽坂通りを歩いてみましたが、休日は歩行者専用になっているので、雨上がりの肌寒い日の割になかなかの人出です。この十分の一でも人出があれば、地方都市も賑わうんですけどねえ、などと思いつつ、街を散歩気分。

本当は表通りだけでなく、路地へ入った方が神楽坂を楽しめるんですが、時間の制約があるときにこれをやると大変なことになる場合も・・・というのも、神楽坂の裏道は昔ながらの街筋なので、縦横に整理された道路網とは大違い。道がなんとなくカーブしているところが多々あるので、いつの間にか元いた場所に戻ってしまったり、などということが起こります。

一度、矢来に能を観に来て、あまり天気が良かったのでちょっと裏道を散策し、結局、能のほうは大幅に遅刻したという一件がありました。

さて本日は、とある方のご好意でチケットをいただいた次第。
長沼範夫さんのシテに、観世喜正さんのツレで通盛。長山禮三郎さんと耕三さんによる熊野、こちらは村雨留の小書き付きという、能二番。狂言が万蔵さんシテで口真似と、仕舞三番の番組でした。

通盛は、なかなかに情趣の深い能ですが、ツレで出られた喜正さんの熱演もあり、しみじみと拝見しました。休憩時間に、大変良い能だったと話しておられる老紳士をお見かけしました。
熊野は上演回数も多いし、ある意味、見慣れた曲ではあるのですが、今回の禮三郎さんの能はとても良かったと思います。いつもながら、ちょっとしたメモをとりつつ観ているのですが、思わず「うまい!」と書き込んでしまったものです。

もっとも、矢来の能楽堂のサイズっていうのもあると思うんですよね。舞台の近さが全然違うし、見所も狭いので、なんだか空気が濃密な感じがするんです。
江戸時代でも、勧進能などはとてつもなく大きな見所を作ったようなので(宝生能楽堂に模型がありますが、けっこうビックリします)、昔は良かった的な発言をするつもりはありませんが、この雰囲気は捨てがたいと思います。
鑑賞記はいずれそのうち
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