FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

盛久さらにさらにつづき

シテは正先に出て「盛久やがて座に直り」と下居して観音経を取り出し、開いて捧げます。ワキツレの太刀取りが後ろで刀を振り上げますが、シテの前に落とし「取り落したる太刀を見れば、二つに折れて段々となる」と奇跡が起こったことを述べ、切戸口から退場します。

シテ、ワキの掛け合いで奇跡の様が謡われ、続く地謡が、この奇跡が頼朝の耳にも入り盛久を召したため、鎌倉殿に上がったと謡って、シテは後見座にクツロイで物着となります。

物着ではアイが常座に出て先の奇跡のことを述べ、シテに頼朝の前に出るようにと勧めて退場する形です。

烏帽子、直垂を着けたシテが正中に出、ワキが霊夢の内容を聞きたいという頼朝の命を伝えます。頼朝は登場せず、シテが正面に向かって両手を突いたり、ワキとのやり取りなどで頼朝が居ることを暗示するという能らしい展開。

クリ、サシ、クセとこの霊夢が語られます。クセは居グセですが、なんとなしにシテの気力が充実してくる感じです。
実は頼朝も同じ夢を見ていたと明かされ、盛久を許して盃を与える旨がロンギに謡われます。シテは「その時盛久は、夢の覚めたる心地して」と謡いつつ、シオリながら立ち上がり、一ノ松まで逃げるように進みますが、頼朝に呼び返されたと、正中に戻って下居します。

ワキがシテに舞を勧め、男舞へ。
舞い上げたシテはさらにキリの謡に合わせて舞い、最後は正中で正面に向かって両手をついて礼をした後、立ち上がって常座でユウケンして留拍子を踏みました。
(77分:当日の上演時間を記しておきます)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてお出での方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/787-77398685

 | HOME | 

カレンダー

« | 2020-05 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。