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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

子盗人 茂山忠三郎(国立能楽堂定例公演)

大藏流 国立能楽堂 2008.5.16
 シテ 茂山忠三郎
  アド 古川道郎、茂山良暢

博打打ちが盗みに入った家で、子供をあやすという、簡単に言ってみればそういう狂言。博打打ちのような人物が子守をするというギャップの面白さ、が主たるテーマなのかなあと思うところ。
でもシテの忠三郎さん、見るからに人の良さそうな雰囲気で、この人ならさもありなんと妙に納得してしまいます。

さて舞台は先ず女姿のアド乳母が、子供・・・といっても人形を抱いて登場してきます。薄い朱色のような明るい色の小袖を肩から掛けて、ちょうど初宮参りを思い起こさせるような形です。

笛座あたりに子供を寝かしつけた形で人形を置き、上から小袖を掛けて「茶を飲んでくるので」そのまま「やすませられい」と言い置いて退場します。
退場せずに狂言座などに下がる形もあるようですが、今回は幕から退場しました。

代わってシテが登場してきます。
常座へ出て名乗り、博打打ちである旨を語りますが、「もむほどに、もむほどに」と手を広げて回す所作、これがふと、昔の花菱アチャコか、坂田利夫さんの振りに通じるものがあるように思えまして、妙におかしかった次第。

ともかくこの博打打ち、すっかり損をした風で「相撲の果ては喧嘩、手慰みの果ては盗人になる」などと言って、一つ盗みにでも入ろうかと語ります。
下ノ町に道郎殿と申して、道具を好ませて集めている有徳人がいるので、今夜あれに忍び入って、なんぞ「案内なしに借りてまいり」それを元手に今一勝負、などと言いながら、舞台を廻って常座へ戻ってきます。

さてこのつづきはまた明日に

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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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