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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

一枚のCD・・・能楽囃子

格好をつけるわけではないのですが、私が能や狂言を観ていて、最も注目しているのは演者の気です。



といっても、別に超能力者や霊能者でもありませんから、気が見えるといったわけではないのですが。それでも目に見えるものだけではない「何か」が、本当に感動する舞台からは伝わってくるような気がしています。
ビデオやCD、DVDといったものを見たり聞いたりするのも決して悪くはないのですが、でもどうしてもこの得体の知れない「何か」が伝わる量が少ないような気がします。



それともう一つは、観客の参加。
その場にいるということは、能楽に限らず演劇でも音楽でも、演者も観客も一つの場を共有しているわけです。能楽の場合、狂言の笑いは別としても、観客が手拍子をとったり歓声を上げたりといったことはありません。
けれどもある瞬間、客席を含めてほぼ全員が、何か同じものを共有していると感じられる時があります。



道成寺の乱拍子。客席はおおかた水を打ったように静まりかえり、その中に小鼓の裂帛の気合い、シテのほとんど動くことを忘れたかのような凝縮された舞、こんな時に、明らかに何かが共有されていると思いますし、またそれを感じさせる仕掛けとして、この不思議な乱拍子というものができあがってきたのではないか、と思っています。



そんなわけで、やはり生の空間を共有するのが第一ということで、ビデオやCD、DVDなどはあまり見聞きしていないのです・・・が・・・この続きはまた明日

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