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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

胡蝶 浅見慈一(銕仙会定期能)

観世流 宝生能楽堂 2008.6.13
 シテ 浅見慈一
  ワキ 舘田善博、アイ 竹山悠樹
   大鼓 柿原光博、小鼓 亀井俊一
   太鼓 金春國和、笛 槻宅聡

この曲も良く出るせいか、当ブログの鑑賞記に登場するのも18年3月20年2月に続き三回目です。
何度も書いているように、取り立ててストーリー性のある曲でもなし「それがどうしたの?」と言ってしまえばそれだけの話です。が、予想した通り、浅見慈一さんらしい工夫というか思い入れというか、随所に感じられる一番でした。

まずは後見が梅の立木台を出し正先に据えます。観世流としては紅梅の台を出すのが本来の形ではないかと思いますが、今回は白梅。この白梅はなかなか良い選択だと思ったのですが、それはまた後の話。

まずは次第でワキ僧の出になります。謡本にはワキツレの記載がありますが、考えてみると、ずっと以前のことは忘れてしまいましたが、ここしばらくこの曲でワキツレが出たのを観た記憶がありません。確かに出てもあまり意味があるとは思えないところ。

ワキは紺の無地熨斗目に水衣、角帽子の上から笠を着けた形で登場してきます。笠に隠れてお顔が良く見えません。番組を見ていなかったので、ワキは誰だろうと思っていると次第の謡。「ああ舘田さん」と思ったものの、本当に森常好さんと声や謡い方が似ておられます。

さて次第を謡い終えると、地取りの間に笠を外し、角帽子の先をちょっと伸ばして正面を向いての詞になります。笠を外して角帽子を伸ばすっていう所作、私は見る度になんだか可愛らしいと思ってしまうのですが・・・野口敦弘さんの所作も愛嬌があります。

何はともあれ、再び笠を被っての道行の後、一条大宮に着き、古宮の梅に目を止めて一見しようとワキ座へ進むところ、シテの呼び掛けに立ち止まります。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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