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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

藤戸 観世銕之丞(銕仙会定期能)

観世流 宝生能楽堂 2008.6.13
 シテ 観世銕之丞
  ワキ 殿田謙吉、アイ 野村万之介
   大鼓 安福建雄、小鼓 曾和正博
   笛 寺井久八郎

前々から観よう観ようと思っているのですが、なかなか銕之丞さんの演能を観る機会がなく、今回は久しぶりに拝見することが出来ました。

さてこの藤戸ですが、このブログでは昨年春の宝生会での田崎隆三さんの演能について鑑賞記を書いています。あの時の藤戸もなかなかに深い演技で印象に残りましたが、今回もまた感じるところがありました。

さて笛のヒシギが甲高く響き渡ると直ぐに幕が上がり、ワキの出となりました。黒の直垂上下に梨打烏帽子、白鉢巻を締めた武将姿の殿田さんに続いて、素袍上下の従者二人、今回は大日向さんと梅村さんがワキツレで登場です。

次第の謡の後、ワキは佐々木三郎盛綱と名乗り、藤戸合戦での先陣の功で備前児島を賜ったので入部する旨を述べて道行の謡。藤戸に着いて、訴訟ある者は申し出るようにと触れさせます。

これを受けて一声の囃子で前シテの出。無地熨斗目に濃紺の唐織、渋くて暗い印象です。橋掛りの歩みは割と速めでするすると出た感じでしたが、二ノ松過ぎて柱にかかるあたりから歩みを緩め一ノ松で立ち止まっての一セイ。「昔の春の帰れかし」とシオリます。

ワキがシテの姿を見咎めて、訴訟ありげに涙を流すのは如何なる者かと問いかけます。
これに答えてのシテの謡、「やたけの人の罪科は」から歩み出して舞台に向かい、「科も例も波の底に」と舞台に入ります。さらに進んで「御前に参りて候なり」と正中より少し下がった辺りに下居しました。
シテ、ワキの問答となるところですが、さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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