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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

野宮 辻井八郎(座・SQUARE公演)

金春流 国立能楽堂 2008.7.20
 シテ 辻井八郎
  ワキ 宝生欣哉、アイ 大藏教義
   大鼓 安福光雄、小鼓 大倉源次郎
   笛 一噌隆之

野宮(ノノミヤ)の鑑賞記はまだ書いてなかったんですね。
この曲、私にとっては、なんと言っても遙か昔に観世寿夫さんのシテで観た、野宮初見の時の印象が強烈であります。

それはさておき、まず舞台には後見が柴垣のついた鳥居の作り物を出してきます。
この鳥居、観世流では門のように柴垣が横に広がっている鳥居を用いますが、金春流では台輪の鳥居・・・塚や藁屋などの土台の部分、正方形の台の左右部分に柴を付け、その真ん中から鳥居を立てる形のものを使うようです。鳥居には注連縄も渡されて紙垂(シデ)も付けられています。観世では注連縄を見かけた記憶がありません。
他流はどうだったかなあ・・・ちょっと記憶がはっきりしません。

準備が整うと名ノリ笛でワキ一所不住の僧が登場し、嵯峨野の野宮の旧跡を尋ねようと思うと述べて、野宮にやってきたという設定。欣哉さんのワキはゆっくりとした運び、秋も末の嵯峨野を歩む風情ですね。
森に分け入ってみると黒木の鳥居や小柴垣も昔に変わらぬ風情であると下居し「拝み申すぞありがたき」と合掌します。
下歌で合掌を解いて「伊勢の神垣隔なく、法の教の道すぐに」と謡い、ここに尋ね来て心も澄む夕べだと、ワキ座に着座します。

秋の夕べというのが微妙な設定の中、下歌のアシライから次第の囃子へと続き、前シテの出となってきます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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