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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

瓜盗人 石田幸雄(野村狂言座)

和泉流 宝生能楽堂 2008.7.24
 シテ 石田幸雄
  アド 月崎晴夫
   大鼓 柿原光博、小鼓 森澤勇司
   太鼓 小寺真佐人、笛 成田寛人

瓜盗人はこのブログでは、昨年の8月に善竹十郎さんのシテで観た際の鑑賞記を載せています。今回は和泉流ということで、流儀による違いはあまり多くない曲ですが、気付いた所など書いてみたいと思います。

今回は囃子が入るため、先に素囃子の早舞が奏せられて、これはこれでなかなかに良かったのですが、その早舞が終わると囃子方が横を向いてアドの出になります。

アド月崎さんの畑主が登場してきます。
百姓は忙しいが精を出せば格別だなどと言いつつ畑にやってきて、瓜の様子に満足します。しかし瓜が熟れると鳥や獣が荒らすので、廻りに垣を結って案山子を立てようと言って後見が持ち出した水衣や笠、うそぶきの面などの道具を使って案山子を作り、また明日見回ろうと退場します。

十郎さんの時は、アドの大藏教義さんが瓜畑にやって来ると畑が荒らされているのに気付き、一計を案じて垣を結い、案山子を作るという流れになっていましたが、和泉流では瓜が熟れたので案山子を作っておこうという流れ。瓜盗人の話はまだ出てきません。
しかも教義さんのアドは、案山子を作った後も、垣を結うというので大石を運んでくる所作や、垣根にする木を地面に突き刺す所作、組み合わせて、と様々な型で垣を結う様を見せましたが、今回は案山子を作るだけで垣を結う所作はありませんでした。
案山子も基本形は同じと思いますが、十郎さんの時は笠ではなく烏帽子を用いていて、出来上がった案山子の雰囲気がいささか違います。

さてアドの畑主が退場してしまうと、代わってシテの盗人が登場してきます。
このつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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