能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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烏帽子折さらにさらにつづき

シテ、ツレは橋掛りから舞台へと入り、シテは大小前あたりで「や」と声を出し、まだここにいらっしゃったと、ツレを伴って正中に腰を下ろし、子方と向き合います。

子方との問答で、シテは牛若君ではないかと問い、子方がツレを鎌田の妹と気付いて、向き合ってシオリ。
続くロンギで、鏡の宿を立ち出づる、と子方が立ち、シテ、ツレも立って別れを惜しむ態。シテが「東路のはなむけ」と子方に寄って小刀を渡し、シテ・ツレが退場します。
ワキ・ワキツレが立ち上がり、子方は正先、角、常座と進んで「美濃国赤坂の宿に着きにけり」の地謡に後見座にクツロギます。

ワキ・ワキツレはワキ座に立ち、ワキが「赤坂の宿に着いた」との着きゼリフ。ワキは「吉六」とワキツレの名を呼び、宿を取るようにと命じます。
ワキツレ吉六が常座あたりから声をかけ、馴染みの宿主に宿を取らせて欲しいと言い、アイが承って、ワキツレはワキ座に下がって着座します。

するとアイが、何か知らせを受けた風で常座に走り出、正中に座して「ところの悪党どもが襲ってくる算段をしている」旨を申し述べます。
牛若が何の騒ぎかと問い、ワキは悪党が襲ってくるらしいと言上します。牛若が、表になってくる兵を五十騎ほども斬り伏せるならば敵も退くだろうと勇ましい事を言い、地謡で一同立ち上がると、ワキ、ワキツレが切戸から退場。牛若は謡に合わせ舞い、「討ち入るを遅しと待ち居たり」の謡に常座で幕に向かって決めます。

牛若がワキ座にて身繕いするうちに、早鼓でアイの盗賊三人が杖を突きつつ登場します。舞台で三人向き合い、リーダー格の則重さんが甲屋を襲う子細を語ります。
頼うだお方は、かねて金売吉次が毎年奥州に下るのを知っていて、この度は吉次の動向をずっと調べていた。吉次一行が赤坂の宿、甲屋に入るのを確かめたので、これから襲うことにしたのだと説明し、三人は一度橋掛りに出ます。

橋掛りで甲屋に着いた態となり、中に入って様子を見ようと言って、欄干に上り、シテ柱から舞台に飛んで甲屋に忍び込んだ形となります。
さてこのつづきはまた明日に
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